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NEW 2021.10.04

【コロナ感染防止の決め手は、「換気」にあり!】日本メーカーの新技術も次々とリリースへ!

新型コロナが流行し始めてから、一年半以上が経過しました。コロナ禍における過ごし方には、かなり慣れてきたと言えるかもしれませんが、まだまだ感染拡大について、予断を許さない状況が続いています。そうした中、コロナ対策として、住宅やオフィス、店舗などにおける屋内の「換気」の重要性が改めて指摘されています。しかし、換気の正確な知識を持っている人は少ないのではないでしょうか?特にこれから、通常の風邪も流行り出す時期を迎え、冬場の換気には、より一層気を使わなければなりません。今回はウィズ・コロナ時代における感染防止のための換気について取り上げてみます。何気なく行っている換気に対して理解を深めて、日々の生活や仕事の場面で役立てて頂ければと思います。 

「三密」の回避がコロナの感染拡散を防止する

今年3月に公表された新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の見解によると、コロナの集団感染が確認された場所では、以下の3つの条件が共通しているということです。 

  1. 換気が悪い密閉空間である
  2. 多くの人が密集していた
  3. 近距離で会話や発声がされていた 

コロナの感染拡散を防止するためには、密閉・密集・密接のいわゆる「三密」の回避が重要であるとされています。集団感染は、まさに三密によって引き起こされたと言えるでしょう。逆に言えば、三密の状態にならなければ、感染者数はそれほど増えないとも見ることができます。それでは、次の章で「密閉」空間を改善するための換気の方法を具体的に見ていきたいと思います。

適切な換気方法 

以下の通り、コロナの感染拡散を防止する適切な換気方法をご紹介します。これは、厚生労働省から出されている『換気の悪い密閉空間を改善するための換気の方法』で推奨されている方法です。是非、実践して感染防止に役立てて頂きたいと思います。

窓の開放 

言わずと知れた「窓の開放」は最もシンプルな感染対策です。換気の目安としては、30分に1回以上で、数分間くらい窓を全開することが望ましいとされています。開放する窓は二つの方向が良いとされ、一方向しか無い場合は、ドアを開けることが勧められています。 

機械換気

換気扇などによる機械換気も有効的な方法です。一人当たり30㎥/時の換気量が必要であるとされています。もし、換気量が不足する場合は、部屋の在室人数を減らして、調整することが求められます。また、業者などから室内の換気能力を確認して、状況によっては、換気設計の見直しを検討することも重要です。 

(出典)厚生労働省 『換気の悪い密閉空間を改善するための換気の方法』 https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000618969.pdf 

冬場の換気対策 

これから迎える冬場に求められる換気対策について、触れておきたいと思います。冬場は外気の気温が下がっているため、室温低下による健康への影響にも配慮した換気が必要です。こちらも厚生労働省による推奨方法です。

窓開け換気 

室内の温度と相対湿度をそれぞれ18℃以上かつ40%以上維持できる範囲内で、暖房器具を使用しながら、一方向の窓を常時開けて、連続的に換気を行うこと。一方向だけの窓を開けるのは、室温変化を抑制するためです。また、上述の条件を満たそうとすると、窓を十分に開放できない場合は、可搬式の空気清浄機を併用することが勧められています。空気清浄機については、HEPAフィルタによる濾過式で、風量が5㎥/分程度以上のもの・人の居場所から10㎡(6畳)程度の範囲内に設置すること・空気のよどみを発生させないように、外気を取り入れる風向きと空気清浄機の風向きは一致させることが必要とされています。

冬場の機械換気 

機械換気設備の外気取り入れ量を調整して、必要換気量である一人当たり30㎥/時を確保すること。そして、冷暖房設備により、屋内の温度及び相対湿度を18℃以上かつ40%以上に維持することが求められています。なお、必要換気量を満たしているかどうかを確認する方法としては、二酸化炭素濃度測定器を使用して、室内の二酸化炭素濃度が1000ppmを超えていないかチェックすることが有効的だということです。 

(出典)厚生労働省 『冬場における換気の悪い密閉空間を改善するための換気

の方法』 https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000698848.pdf 

コロナ対策の仕切り板は、換気を悪化させかねない? 

コロナ対策として飲食店やオフィスなどで、アクリル板やビニールカーテンを設置しているところをよく見かけます。また、テレビを見ていると、番組の出演者間をアクリル板で仕切って、感染防止に努めているシーンも目にすることがあります。このような仕切り板は、会話の際に唾液が飛散して、コロナに感染するリスクを回避するために用いられています。しかし、仕切り板も置き方を間違えると、室内の空気循環が上手くできず、却って換気が悪化するというケースもあります。電通大などのチームは、ある事務所で換気をしていたにも関わらず、クラスター感染が発生した事例を検証しました。この調査で空気の流れを解析したところ、ビニールカーテンによって一部のエリアで空気が滞留し、十分な換気が妨げられていたことが分かりました。結果として、空気の流れが悪い場所にいた人が、新型コロナウイルスに感染するという事態を招きました。私たちは正しく仕切り板を設置して、適切な換気設計を心掛けることも考慮しなければなりません。

新技術が続々登場・まとめ

家電メーカーのシャープは、独自のプラズマクラスター技術が、机などに付着した唾液に含まれる新型コロナウイルスの減少に効果があることを実証しました。また、エアコンメーカーのダイキン工業は、独自のストリーマ技術には、新型コロナウイルスに対する不活化効果があると発表しました。さらに、三菱電機も独自のヘルスエアー技術が、1立方メートルの空間に浮遊する新型コロナウイルスの残存率を5分間で99%以上低減するという効果を実証したということです。このようにコロナ禍にあって、次々とメーカーが新しい空気清浄技術を確立しています。いつまでコロナが続くか見通しは立ちませんが、今後、換気設備や空気清浄機の分野で、コロナの感染拡散を防止する新商品の登場が大いに期待されるところです。そしてこのトレンドは日本のみならず、世界中で巻き起こることでしょう。Resoryでは、世界における様々な業界や市場の調査を行っております。世界各地の現場にいる有力なエキスパートとコネクションを持っており、お客様が必要とされる生の情報を入手して、ご提供させて頂くことが可能です。コロナ禍の現在、海外渡航が制限されているため、自ら赴いて、海外のリアルな情報を入手することは大変困難です。そのような今こそ、海外調査でお困りの方は、是非Resoryを頼って下さい。皆様のお力になれるものと思いますので、一度弊社までお気軽にご相談下さい。