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NEW 2021.09.13

【コロナ禍でますます成長を遂げるスポーツベッティング!】グローバルで見るスポーツべッティング事業

東京オリンピック・パラリンピックに沸いた今年の日本ですが、コロナ禍で行われたということもあって、史上初の無観客での開催となりました。その他のスポーツも昨年から開催延期や中止、入場制限が続いており、スポーツファンにとっては、大変残念な状況にあります。そんな中、今世界的に注目を浴びているのが「スポーツべッティング」です。スポーツべッティングとは簡単に言うと、プロスポーツの試合にお金を賭けて楽しむ合法的なギャンブルのことを指します。今回の記事ではグローバルで急速に拡大しつつあるスポーツべッティングを取り上げて、アメリカと日本のプレーヤーの紹介、今後の動向について考察してみたいと思います。

なぜ、今スポーツベッティングなのか?

そもそもプロスポーツというのは、観客からの観戦料(入場料)を主な収入源 として成り立っているビジネスです。この他テレビなどメディアでの放映権 料、関連グッズの販売、スポンサーからの収入もあります。ところが、昨年か らの新型コロナの蔓延によって、世界的にプロスポーツの興行は大きなダメ ージを受けて、ビジネスチャンスを失っています。そこで新たな収入源として 期待されているのが、スポーツべッティング事業というわけです。

スポーツベッティングを解禁したアメリカ

日本でスポーツにお金を賭けるというと、ネガティブに捉えられがちですが、 アメリカやヨーロッパといったスポーツ先進国では、一般的に広く受け入れられています。特にインターネットが発達している昨今は、オンラインで手軽に賭け事ができるため、ますます人気の娯楽になりつつあります。とりわけ、アメリカでは2018年にスポーツべッティングを規制する法律が廃止され、各州の判断で合法化が認められるようになりました。2021年時点では、アイオワ州、ペンシルバニア州、インディアナ州など20州以上が容認しています。新型コロナによる経済の停滞で税収を失った状況を克服するためにも、今後スポーツベッティングの合法化に動く州が、ますます増加してくるものと予想されます。また、コンサルティング・マーケティング会社のVIXIO社のレポートによると、アメリカのスポーツベッティング合法化による収入は、2020年が15.5億ドル、2021年が31億ドル、そして5年以内には100億ドルの大台に達する可能性があると推計されていて、スポーツベッティング事業がいかに大きなビジネスに変貌しようとしているかが分かります。

アメリカ・スーパーボウルで史上最高の取引高を記録

アメリカ最大のスポーツの祭典ともいえるアメフトの王座決定戦「スーパー ボウル」。2021年2月7日に行われたスーパーボウルは、新型コロナの影響で 史上最少の2万5,000人に観客を制限しての開催となりました。しかし、今 年のスーパーボウルで大きな違いを見せたのは、まさにスポーツベッティングの取引高です。アメリカン・ゲーミング協会の調査によると、今回のスーパーボウルへの賭け数は、2020年より63%増加の760万件と推定されており、過去最高の取引記録となりました。

スポーツベッティングのプレーヤー・「ブックメーカー」の存在

さて、スポーツべッティング事業において中心的な役割を果たすのが、「ブッ クメーカー」といわれる所謂ギャンブルの胴元になって、サービスを提供する企業の存在があります。アメリカでは、スポーツベッティングのブックメーカーとカジノ会社が提携して合弁会社を設立したり、M&Aによる事業再編の動きも加速しています。

アメリカの主なブックメーカー

日本におけるスポーツベッティング

日本におけるスポーツベッティングといえば、真っ先に思い浮かべるのがJリ ーグのtotoくじですが、競馬や競艇などの公営ギャンブルも含めて、広い意 味ではこれらもスポーツベッティングといえるでしょう。ただ、日本ではまだ  このような伝統的な公営ギャンブルに限られ、その他のプロスポーツに対す る賭け事が全面的には解禁されていません。これまで見てきたアメリカのように、活発な市場とプレーヤーが育っていないというのが現状です。それでも大手IT企業が既にオンラインでの公営ギャンブル事業に参入しており、また海外ブックメーカーのサービスも日本でオンライン利用できるようになりつつあります。

日本の主なプレーヤー

  ティップスター(競輪)

日本でも利用できる主な海外ブックメーカー

いよいよ日本も解禁か?スポーツベッティングの今後の動向と課題

大手ネット広告代理店のサイバーエージェントの調査によると、今後日本で スポーツベッティングが解禁された場合、約7兆円の市場規模になると推測されています。これは2019年の公営ギャンブル(競馬、競輪、競艇、オートレース)の総売上高とほぼ同じ数字で、新たな巨大マーケットが出現することになります。そして、日本政府が2024年にもプロ野球とJリーグへのスポーツベッティングを合法化するため、検討に入っていると、今年4月28日の英紙フィナンシャル・タイムズが報じました。いよいよ日本のスポーツベッティングも幕開けかと期待させられる、ギャンブルファンにとっては願ってもないニュースでした。しかし、一方では、まだまだ解決しなければならない課題も色々とあります。例えば、日本版IRの誘致の時も指摘されたギャンブル依存症やこれまで相撲などで問題になったことがある八百長への対策です。法律的な整備もこれからですから、スポーツベッティング解禁の実現までにはもう少しといったところです。

まとめ 

新型コロナの発生によって、図らずも急拡大しつつあるスポーツベッティング。世界そして日本のスポーツベッティング事業は、今後最も有望視されるビジネスの一つです。新型コロナが終息すれば、急回復すると見込まれるレジャー産業などと相まって、さらに大きく成長を続けることは間違いないでしょう。新型コロナがまだ終結していない今こそが、将来を見据えて綿密なマーケティングやプランニングをしっかりと仕込む時期でもあります。そのためには、アメリカはもちろんのこと、海外の活きたマーケット情報の入手が欠かせません。Resoryではそのようなお手伝いをさせて頂くことが可能です。世界の各地で活躍する信頼できるエキスパートと幅広いコネクションを持っており、新鮮且つ有益な情報を収集して、スピーディーにお客様にお届けさせて頂きます。皆様の海外ビジネスのお役に立てるよう、是非一度お気軽にご相談下さい。